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IMAGINE

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「クラリティの単純さ」


クラリティ・シリーズ シャウド1
「クラリティの単純さ」
クリムゾン・サークル 2005年8月8日

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違います。自分のものにしないで下さい。あなたは「エネルギーを動かす人(Energy Mover)」です。それを手放して下さい。それを手放して下さい。それはあなたのものではなかったのです。あなたはただ、他の人間たちが生み出したものを感じていただけのことです。
さて、私たちの立場から見て興味深いのは、人間が、それに対して、これからどう対処するかということです。いいですか、彼らはある興味深い形で、自らに贈り物を、たとえそれが闇の贈り物であっても、贈り物を与えたと言えるでしょう。可能性と遊ぶことで、彼らに最も付着したのは、闇という可能性だったと言えます。自分自身について、そのように感じているため、彼らはそれを創造するのそしてこのように、親愛なるシャーンブラよ、私たちは自分たちの家族と、人間たち、そして天使たちとともに、あなた方が創造した、この聖なる空間に集っています。それは、何ということでしょう・・・ 1999年に初めて公式に集まった時と今では、何という違いがあることでしょう。当時、私たちはわずか30人ほどの、少人数のグループで集い、山の上にあるテント小屋(訳注: アメリカン・インディアンの円錐状のテント)に座り、煙にむせていました。
けれども、それは何とふさわしいものだったことでしょう・・・ その煙は浄化のプロセス、解放のプロセスに一定の役割を果たしていました。煙はまた、「曇り」、つまりはっきりと見ることができない状態に関係しています。あの夏の午後、まさに第1回目のシャウドにおいて、テント小屋に座った人々の周囲に煙が、変化という煙が、解放という煙が充満していたのは、実にふさわしいことでした。

ええ、私たちはそのグループに、彼らのガイドが去りつつあることを話したのを覚えています。その時、テント小屋がさらに煙に包まれたと思います。そこには多くの懸念と不安がありました。ずっとガイドに頼ってきて、自分のエネルギーの多くをガイドに費やしてきたというのに、ガイドが去るなどという話を聞くなんて、あり得るのだろうか? ガイドはあまりにも長い間、いくつものたくさんの生涯にわたり、あなたとともに、地球にいました。そして私たちは、もう彼らが去る時である、と告げたわけです。

それはまるで、自転車に乗る練習をしていて、親から補助輪をはずされた時のようです。あなたはこう思います。「けれど、どうやって、やっていけばいいんだ? どうやって転ばないようにすればいいんだろう?」 さて、シャーンブラよ、補助輪ははずされ、この6年間というもの、私たちは、あなた方と、本当にたくさんのことを体験してきました。今、私たちは、ともに聖なる7年目を迎えました。

過去6年間、あなたは本当にたくさんのものを解放してきました・・・ ええ、何層にもわたって。私たちは解放のためのシャウドを、繰り返し、やってきました。シャウドの名前を変えて、何か違う名前、過去のシャウドのすべてを、「解放すること、手放すこと」と題しても良いかもしれません。手放すのが困難なのは、私たちも知っています。なぜなら、あなたの物語のエネルギーは、あまりにもあなたに近く・・・ あなたに組みこまれていて・・・ あなたという人間の一部になっていて・・・ 傷を持ち、痛みを抱えた、この生涯におけるあなたという人格の、さまざまな物語が・・・ また、すべての歓びと愛に満ちた瞬間も含めて・・・ すべての時間、ええ、あなたが自らを、より良く、知るために費やした貴重な時間が、そこにはあるからです。

私たちが何度も繰り返し言ってきたように、この生涯において、解放することは、本当に、より一層、困難でした。なぜなら、それは今世に限らないからです。あなたは、あなたのすべての生涯において、指名された「アセンションする者」(designated ascendee)なのです。何世紀にもわたり、何百年、何千年にわたるさまざまな人間としての物語のすべてを代表しているのです。

さて、あなたは完全な意味でその人たちではありませんが、彼らはあなたの一部です。そしてそれらの過去世は彼らなりの傷を抱えていました。独自の試練や苦難を抱えていました。独自のアイデンティティを維持したいという欲求を抱いていました。ですから、この6年間、あなたは彼らをもまた、解放してきたのです。

私たちは今日、あなたのエネルギーを、この部屋に座っている人たちの、この惑星のいたるところでこれを聞いている人たちのエネルギーを感じています。エネルギーは本当に異なっています。深呼吸をして下さい。クリアーして、自分の中の違いを感じて下さい。1999年の時のあなたと、今のあなたがどれくらい違うかを、感じてみて下さい。

ああ、1999年は、極めて重要な年でした。ミレニアム(千年紀)の到来を控え、地球が終末を迎えるのではないかという - 何と言うか - 暦の上というだけではなく、エネルギー的な原動力において、地球上にエネルギーの変化があるのではないかという、圧倒的な可能性と怖れがまだ、当時はありました。1999年の8月に、あらゆるものが崩壊し始める可能性が、ありました。

深呼吸をして、クリアーし、その当時のあなたを、感じてみて下さい。自分が携えていたすべての重荷を・・・ 抱えていた怖れを・・・ 不確かさを・・・ また、それでも・・・ それでも、あなたの内側にあったクリスタルのエネルギーを・・・ キリストの種子(Christ-seed)であるエネルギーが求めていたものを・・・ 自らを見出したいと願っていたものを・・・ 解決を求めていたものを、感じてみて下さい。それはあなたの一部です - キリストの種子は、解決を求め - そのためにあなたはこの6年間、解放し、処理しながら、人生で直面する不確かさと疑いを通して、いくつかの最も困難な時間を、体験し続けてきたのです。それがあなたを前に進ませてきたのです。

その神聖なる種子(divine seed)は世界中の他のシャーンブラの神聖なる種子と一緒になりました。6年の間に、あなたは、シャーンブラのエネルギーから、花を開花させました。私たちが初期のチャネリングにおいて、「あなたはシャーンブラです。あなた方は互いを、ティエンの寺院の時代から知っています。イェシュアの時代から、イエスが地球上にいた時代から、互いを知っています。」 と言った時、これらの言葉は、ほとんど意味を持ちませんでした。

あなたは今、シャーンブラが再集結する3番目の時代にいます。今、この時代に戻って来たのです。私たちの話を聞いていても、その言葉自体は、ほとんど意味をなしませんでした。しかし、それは引き金でした。ええ、いかにも、私たちが「シャーンブラ」と言う時、それは、あなたにとって、自分はなぜ、ここにいるのかを思い出す、引き金となる言葉でした。世界中にいる私たちの家族を思い出させました。キリストの種子を思い出させました。あなたが入って行こうとしている、新しい時代を思い出させたのです。

あなたはシャーンブラのエネルギーが成長するのを許容してきました。6年前にはほとんど、あるいはまったく意味をなさなかったものが、人類の意識へと成長を遂げたのです。それはエーテル上にありました。それは可能性としてあった、と言えるかもしれません。しかし、当時の意識においては、ほとんど意味のないものでした。

そして今日、シャーンブラは、(人類の)意識の一部になっています。それは - 何と言うか - 意識のたくさんある部屋のひとつであり・・・ より高度な学びであり・・・ 悟りであり・・・ 解放であり・・・ 受容であり・・・ 体現であり・・・ そして今、地球上に生きる神性となったのです。シャーンブラは、特別な意味を持つものとなりました。可能性の枠を超えて、現実となったのです。

そして、いいですか、地球上の他の人たちが今、そこに入って行こうとしています。彼らは「シャーンブラ」という言葉を耳にしたことはありませんが、その中核となるエネルギーへと、入って行きつつあるのです。彼らはあなたのことも、クリムゾン・サークルのことも、あるいは私、トバイアスのことも、良く知りません。けれども、彼らはそれに触れようとしています。覚醒しつつある、新しい人たちです。彼らはこう言っています。「人生にはもっと、何かがあるはずだ。人生はもっと、拡がりを持ち、表現に富んだものであるはずだ。箱の中で生きるのには、うんざりだ。理解していく準備ができている。」 

ああ、彼らがそうする時、彼らがそのようにマインドを開き、ハートを開く時、シャーンブラのエネルギーへと惹きつけられます。そして、シャーンブラもまた、彼らに惹きつけられるのです。あなたが6年という短期間に創造してきたことが、今、彼らの人生になだれこんでいます。あなたが体験してきた困難と、あなたが見出してきた、さまざまな試練に対する解決方法が、今、彼らの人生にも、可能性として、潜在的に入って来ています。

時にあなたは、自分がなぜ、この地球にいるのか、理解することができません。何をすべきかが分かりません。私たちはそこで、言います。「あなたはすでにそれを、しています。」 あなたがずっと処理し続けてきたこと、解放してきたことは、あなたのことではないのです。あなたは自分のことだというフリをしています。あなたは・・・ ああ、本当に情熱を傾けて、それを極めていますが、それはあなたのことではないのです。それは、あなたのことではありません。あなたは、他の人たちのためにやってきたのです・・・ 他の人たちです・・・ ええ、あなたの過去の一部です・・・あなたのさまざまな過去世です。あなたは他の人間たちのためにやってきたのです。

「シャーンブラ」とは、ヴェールの私たち側では、アストラル界では、天使の回廊においては、特別な意味を持っています。ああ、それは私たちが初めてアトランティスの時代に一緒になった時から、常に特別な意味を持ってきました。しかし、今、それは随分と違う意味を持っています。

あなたがヴェールの私たち側に来たら - だからと言って、早く戻っていらっしゃいと言っているわけではありませんが - あなたが戻った時、そこには - 何と言うか、メタファー(喩え)として言うのですが - こちら側には、シャーンブラの家があります。シャーンブラの家です。必ずしも物理的な家を指しているわけではありませんが。それは、カウンシル(評議会)のようなものです。しかしまた、それはある特定の場所でもあります。見方によっては、ある巨大な家、壮大な城のように見ることができます。あなたが地球でやってきたワークを通して建設された家なのです。家の色は、深紅(crimson)とゴールドに定められています。あなたがここに戻ると、即座に見分けることができます。なぜなら、あなたのエネルギーは、その一部だからです。

地球上でシャーンブラのエネルギーの一部となることを選んだ者は、私たちの側に戻ると、高く評価されます。彼らもまた、深紅とゴールドの色に装飾を施されているので、すぐに見分けることができます。それは私たちクリムゾン・カウンシルにとどまらず、他のすべてのカウンシルや、天界の家々すべてに及びます。シャーンブラは、あなた方がしてきたワークにより、天国のいたるところで、特別な意味を持つようになりました。

あなたがこの次に気持ちが沈み、「けれども、私はなぜ今、自分がこの地球にいるのか、分からない。自分が何をしているのか、分からない。」と言う時、これを思い出してほしいと思います。あなたがしていることは、必ずしも立派な仕事をしたり、外に出て、文字通り、物理的に他人を手助けするということではありません。必ずしも、何か新しいものを発明することではありません。あなたが本当にしていることは - あなたの真のワークとは、ハートのワークは - 変容のワークであり、エネルギーを変化し、エネルギーを動かすというワークなのです。

ああ、シャーンブラよ、私たちが、私たちの中の天使たちですら、あなたがしていることを見て涙を溢れさせる理由は、それなのです。特に私、トバイアスが気がかりなのは、あなた方が自分たちに対してあまりにも厳しすぎる時、自分自身に対してあまりにも厳しすぎる時、自分はもっと何かをすべきなのではないかと考えたり、あるいは喪失感を覚えている時です。なぜなら私はあなたを見て、あなたがしている本当のワークを、はっきりと見ることができるからです。あなたがそれに対する物理的な給与をもらうことはないかもしれません。けれども、あなたがしていることに対するエネルギー的な見返りは、常にあります。

今夜、あなたが眠りにつく時、枕に頭をのせる時、少しの間、時間をとって、自分自身にお礼を言って下さい。前回のシャウドでも言ったように。あなたがしていることに対して、自分自身にお礼を言って下さい。1歩、下がってみて下さい。あなたがなぜ、今、本当にここにいるのかを、自分自身で、はっきりと見て下さい。

さて、セッションが再び始まります。8月です。新しいシリーズの時期です。ただ単にシリーズの名前が新しくなったというだけではなく、まったく新しい取り組みが始まります。私がこうやって話をしている間 - ある理由があって、あなた方を文字通り、催眠にかけようとしていたのですが、その理由は後ほど話しますが - ここで私が話している間、おそらく、あなたはエネルギーの違いを感じたのではないでしょうか。あるいは、ひょっとするとあなたは古いやり方で私とつながろうとして、それがうまくいかないのに気づいたかもしれません。あなたには私の言葉が聞こえます。私のエネルギーを何とか感じることはできますが、それはこれまでと同じ場所から来ていません。

あなた方の中には、今日、誰がやってくるのかを、ゲストは誰か、部屋にはどんな天使たちがやって来るのかを読み取ろうと(スキャンする)、感じ取ろうとする人もいました。それは難しかったようです。そこにはいないからです。空っぽのように感じたからです。ああ、そうでしょう・・・ そのはずです・・・いいですか。あなたが自分の波動を変化させると、あなたが自らの悟りへと前進していくと、あらゆるものがよりクリアーで、より軽くなっているのに気づくのです。

いいですか、時にあなたは読み取ろうとして、外側のエネルギーを感じようとして、エネルギーの濃密さを、目に見えないものの現実と結びつけてしまうことがあります・・・ つまり、言い換えれば、あなたが私たちの側に何かとても重く、濃密なものを感じると、あなたはそれがそこにあるに違いない、と思ってしまいます。より、リアルに思えるのです。けれども、読み取ったものがクリアーで、空っぽだと、ひょっとすると自分は何か間違ったやり方をしているかもしれない、と思ってしまうのです。ああ・・・ そのような考え方もまた、変える時です。

私たちはこの空間に入って来て、今、クリアーなエネルギーを生み出します。それは波動のレベルですらありません。私たちは物事を語る際に、波動というものを超えたいと思っています。なぜなら、それは「古いエネルギー」の概念だからです。

いいでしょうか、あなたが今、読み取ってみると・・・ 文字通り、あなたのすぐ周りを取り囲むいくつかの次元を読み取ることができます。いわゆる、通常、4次元とか、5次元と呼ばれる次元です。あなたはこれらの次元を読み取ることができます。ちなみに、読み取る、というのは、単に「感じる」ということです。感じ方が分からないなら、呼吸をして、感じてみて下さい。あなたは常にエネルギーを感じています。

あなたがより地表に近い次元を読み取ってみると、濃密さ、重苦しさ、波動を感じるでしょう。というのは、それは波動の現実で機能しているからです。「新しいエネルギー」においては、あなたがすでに移動したそのエネルギーにおいては - 今、あなたは、いかにしてそこに到達したかを体験し始めているわけですが - エネルギーはクリアーなものなのです。そこでは波動は使われません。純粋な(pure)表現を使います。最近私たちが言ったように、そこでは、力(force)は使われません。表現、あるいは拡がりが使われます。自らを投影する必要はなく、自らを維持する必要もありません。それは単に、そうなのです。

ですから、あなたが部屋の中で読み取ろうとした時、私たちのエネルギーを感じようとした時、もしかすると、それがどこにあるかが分からずに少々、当惑を覚えたかもしれませんが、それは私たちがもう、違うレベルで入って来ることができるようになったからなのです。私たちはより、クリアーな形であなた方とともにいられるようになりました。最初のうちは、空っぽに感じるでしょう。ええ、私たちはこのシリーズの中で、あなた方と、この今日のシャウドで、クリアーなものの中に何があるかを見る方法、波動を超えて、表現を見る方法に取り組んでいきます。

私たちは前回のシャウドで、体現シリーズの最後のシャウドで、この新しいシリーズにおいて、また、「新しいエネルギー」において、理解することが極めて重要なのが、「神」とは「力」(power)ではない、ということだと言いました。それについて、これから少しの間、話をしたいと思います。あなたの中にそれを、本当に定着させたい、と思っているからです。

いいですか、マインドは条件づけられ、プログラムされてきました。箱に入れられてきました。マインドは、ある意味で、神とは力である、と見なすように、催眠すらかけられてきました。あなたは、神が何でもできるはずだと思っています - パワーを持ち、雷雨を起こし、たとえば海を2つに分けたり - これらすべてのことをする存在であり、神とは力なのだと思っています。

私たちが前回のシャウドで話したように、いまだに意識の中に、この概念が丸ごと、残っています・・・ いまだに神とは力である・・・ 神の力は愛であり・・・ あるいは懲罰であり、審判であり・・・ 神は私たちに与え給うて、奪い去り給う、という意識が根強く固定されています。その概念を超えて進みましょう。地球上に存在する人間の天使である、このグループが、「古い」意識の中に「新しい」種子を蒔く最初のグループになりましょう。「神とは力である」という概念を解放しましょう。そして、スピリットの純粋な表現を呼吸して、吸いこみましょう。純粋な表現を吸いこみましょう。

あなたが「神とは力ではない」ということを理解し始めると・・・ 神は与えることなく、奪うことはない。神は単に、在るのです。神は1個の独立した存在ではなく、むしろ、すべての中にあります。スピリットは課題(agenda)を持ちません。結末を期待することはありません。それは単に、在るのです。神とは - スピリットとは - あなたの表現であり、あなたの体験であると言えるでしょう。

スピリットとは、単なる表現に過ぎないという意識をここに挿入する、最初の人たちになりましょう。「新しいエネルギー」における表現はその背後に力(フォースやパワー)を必要としません。今回の新しいシリーズにおいて - それを私たちは「クラリティ・シリーズ」と呼びますが - フォースやパワーという力や、二元性は、もはや必要ないという理解が不可欠になります。ええ、はい、私たちはそれについてはすぐに話をしますが - あなたはいまだにその世界に囲まれて生きているのです。

けれども、あなた自身の人生で、あなた自身の創造において、力(force)は必要ありません。最初のうちは奇妙に思えるかもしれません。というのは、もし自分が何かを創造したければ、それがマインドであれ、創造的な性質であれ、また肉体ですら、内側の機械のギアをシフトアップしなければならない、という概念があなたの中に根深く染みついているからです。創造して表現するためには、そこに力(force)を加えなければならないわけです。

力をまったく加えない、というのは、とても異常に思えます。そこには陰も陽もありません。肯定的、否定的というのもありません。それは驚くほどシンプルな原理なのです。けれども、ひょっとすると、このまったく新しい生き方、そして感じ方に慣れるには、少々、時間がかかるかもしれません。ああ、それが本当に簡単で、シンプルだということにあなたは気づくでしょう。それはまったく - 何と言うか - それがどれくらいシンプルかは、驚きです。

しかし、人間の意識のプログラムが、条件づけが、覆いが、力(force)が必要だと思わせます。強要しなければならないわけです。ですから、それを通り過ぎて、存在の新しい形へと移って行きましょう。

あなた方の中にはこの地点まで到達してから、このように思う人がいます。「私は何をする必要があるのだろうか? 自分の思考をどのように整理すれば、よいのだろうか? 何に注意を向ければ、よいのだろうか? 何に集中すべきだろうか? これを受け入れるには、自分自身を、どんな種類の箱に、どうやって入れれば、よいだろうか? 私は何をすべきだろうか?」 まったく、何も・・・ まったく何もする必要はありません。

単に、それを呼吸して下さい。受け入れて下さい。そして、理解して下さい - あなたのマインドが何かを熟考する必要があるとしたら - これがより、自然な生き方であることを理解して下さい。スピリットにとって、自然な形なのです。それは極めて不自然なことでした - 天使たちが形成された当初の、ずっと初めの頃は - 何かを変化させるのに、いわゆるあなたの創造的な性質に、あなたの創造性に、力(force)を加えなければならないというのは、極めて不自然なことだったのです。自然なやり方は、力(force)を加えない状態です・・・ まったく力のいらない状態なのです。

ですからシャーンブラよ、私たちは、「神は力(force)ではない」という理解をもって、今、「クラリティ・シリーズ」の中にいます。問題に対処する時に、力を加える必要はないことをあなたは学び始めるでしょう。豊かさや、また当然ながら、自らを癒すということについても、力を加える必要はないのだということをあなたは学んでいくでしょう。

「サイレント・プレアー(静かな祈り)」や「安全な空間におけるヒーリング」というものについて、私たちは話してきました。ごくシンプルに、そこには力というものがありません。サイレント・プレアーとは、祈りのない状態を言います。それは、あらゆるものがすでにそこにあり、あなたが自らの現実に招き入れるのを待っている状態を、受容することです。祈りは、大部分が、強要することです。祈りは、力を加えることです。

私たちは、あなたがスピリットとディスカッションをしたり、会話を交わすことについて言っているのではありません。しかし私、トバイアスはそれについても言葉を挟みたいと思います。あなた方がスピリットと会話を交わす時、多くの場合・・・ あなた方の多くがあまりにも分離してきました。あなたとスピリットの間には、あまりにも隔たりがありすぎます。あなたがスピリットについて抱いている概念によるものなのですが。スピリットはずっと、遥か彼方に鎮座して、時にあなたに何かを頼んだり、時には忙しすぎて、あなたに応えることもできないようなものであったりします。それもまた、乗り越えましょう。

スピリットとは、表現です。それは生(life)のエネルギーなのですが、生命力の(life force)エネルギーではありません。あなたがスピリットなのです・・・ あなたがスピリットです。あなたが交わしてきたそれらの会話は、自分自身との会話だったのです、いいでしょうか。常にそうでした。ええ、それは人間としての自己と、スピリットとしての自己の分離を示すものでした。

ですからシャーンブラよ、ここで呼吸をして、クリアーしましょう。呼吸をしましょう。クリアーするというのは、あなたの人生に「クラリティ(訳注: 明晰さ、曇りなく澄み切った状態)」を許容すること、物事を本当にありのままに知覚するのを許容することを意味します・・・ 物事を、幻想をまとっている姿ではなく、ありのままの本当の姿で知覚し始めるというのは、何という概念でしょう・・・ 物事に取り組むときに、どれくらい簡単になることでしょう。

私たちは何度も何度も、これに戻ってくるでしょう。私たちは力説するでしょう。「神は力(power)ではない」ということを。それは表現です。スピリットは生命を表現したものです - ただ、この地球における生命だけではなく - 生命です。在ることの能力、表現する能力、あなたのスピリットの中で創造する能力のことです。それくらい、シンプルなのです。それくらい、シンプルなのです。さて、それとは反対のことを言われる世界にあなたは取り囲まれています。世界は毎日のように、そうではないと思わせようとします。来る日も、来る日も。

あなたは地球に肉体を持ち、転生するのに、この特殊な時期を選択しました。その時とは、地球の二元性がとても深刻な時です・・・ そうですね。しかし、それはまた、地球が途方もない変化を体験している時でもあります。ええ、あなたは地球が荒れていて、本当に急速に変化し、とても混乱している時期を選んだのです。けれども、その向こう側には途方もない美と、素晴らしい流れがあるのです。

あなたは物事が移行する時を選びました。現在、地球は途方もない転換期を迎えています。人類は途方もない転換期にあります。基本的に、人類の意識は、あるひとつの質問を突きつけられていると言えます。あなたが遠い昔に突きつけられた質問であり、いくつもの生涯をさかのぼり、文字通り、自らに突きつけた質問でもあります。人類は、その大部分が今、この質問をされています。「あなたは、新しいやり方を抱きしめる準備ができていますか? 古いメリーゴーラウンドから降りる準備ができていますか? 自分が持っているあらゆる信念を、自分が入っているあらゆる箱を手放す準備ができていますか? 本当のあなたになるために?」

あなたは、あなた方の多くが、イェシュアの時代の生涯よりもずっと前に、この質問をされています。ずっと、されてきたのです。当然ながら、あなたは「イエス」と言いました。ですから、あなたはここにいるのです。人類の他の人間たちの多くが、今、この質問を投げかけられています。

何が起こるのでしょうか? あなた自身が体験してきたことと、過去世を思い出してみて下さい。この質問を突きつけられると、何が起こるのでしょうか?「あなたは変化に対する準備ができていますか?」 あなたの一部は、こう言います。「イエス」 そして別の一部は頑として譲らず、「ノー」と言います。ああ、怖れが湧き起こるのです。中には、過去世でこの質問を突きつけられた時の記憶を呼び覚ましている人もいるでしょう。「変化に対する準備はできていますか?」 時に、自分が騙されているように感じたり、もしかしたら、古いやり方に戻った方が良いのではないかと感じたり、ひょっとすると自分はあまりにも遠くまで行き過ぎたのではないかと感じたりするのです・・・ ええ、そうです、「火の壁」の記憶です・・・ 故郷を去った時の記憶です。

さて、人類は現在、これを体験しています。彼らは「変化に対する準備はできていますか?」 と訊かれています。たった今も、「新しい地球」が築かれつつあり - 本質的に物理的な性質を持たない、壮大な新しい場所ですが、惑星地球の物理的な性質も兼ね備えた場所です - 「新しい地球」が築かれるとともに、現在、多くのプレッシャーが、人間たちにのしかかってきています。

「変化に対する準備はできていますか?」 そのプレッシャーは高まっています。プレッシャーが、より多くの多様性と分離を、人間の間に引き起こしています。あなたは今後、数年の間に見ることになるでしょう。見続けるでしょう・・・ 高潔なる者がさらに高潔になり・・・ 混乱した者はさらに混乱し・・・ 闇を求める者はさらに深い闇の場所を求めていくのを。それが変化の本質なのです。新しい時に入ることの本質なのです。

あなたがこのプロセスを体験してきたのは、興味深いことです。あなたは自らの、暗い闇に入って行きました。自らの高潔性に入って行きました。自らの古い溝に入って行き、その結果、自分自身についてのまったく新しい理解と、自分がなぜここにいるのかという理解、そして地球上にいることの祝福という理解を携えて、反対側に出てきたのです。

けれども、あなたはある意味で、1度に2つの世界に生きています。あなたは「古い」ところに生きながら、「新しい」ものを体験し始めています。それはとても困難な仕事ですが、最も歓びに満ちたものにもなり得るのです。あなたが、自分がまるで魔術師になったかのように感じる地点へと到達することが可能です。つまり、自分の人生に可能性を持ちこみ、それをエネルギーへと変換し、そして現実へと変換するのです。他の人たちがいまだにあくせくして、物事を、とても「古く」、二元的な、骨の折れるやり方でやっている一方で、あなたは、とても簡単にやるのです。ですから、シャーンブラよ、困難で、試練に満ちた時代に、あなたは生きています。

あなた方の中には、この1週間の間に・・・ あなた方の中には、私たちは知っていますが - 何と言うか - 相当量の不安を体験した人がいました。それはおそらく、地球上で3日半ほど、続きました。週の初めにそれは始まり、地球のこの地域の時間帯で言えば、木曜日頃に、頂点に達しました。そこには - 何と言うか - 大変な怖れのエネルギーが入って来ました。それを「暗い」とか、「混乱した」と呼ぶ人もいるでしょうが、そのようなエネルギーが地球の意識にたどり着いたのです。

あなた方の中には、それを自分自身のものとして感じた人がいました。いったい、どうしてしまったのか、と思った人もいます。どうしてそのように感じているのか、不思議に思った人もいます。そうですね、あなたはそれを個人的なものとして、とらえてしまったのです。私たちは何度も、何度も、何度もあなた方に言い聞かせてきたのですが - それはあなたのことではないのです。感じない、と言いながら、不安な気持ちが、あなたに押し寄せます。ええ、あなたはそれを自分の人生に結びつけ、あるいは自分は何か悪いことをしたのではないか、と考えます。ひょっとすると、自分はまた、バランスを崩しかけているのかもしれない、と・・・ それはおそらく、良いことなのですが。(少々、笑)

けれども、シャーンブラよ、この1週間に、とても大量の可能性が、地球にやって来ました。それは別にエイリアンによってもたらされたわけではありません。天使の領域にいる、闇の、邪悪な勢力がもたらしたわけではありません。それは、人間によってもたらされたのです。いいでしょうか、現在、人間の意識にはあまりにも不明確なものがあり過ぎるのです。これらの「新しい」時代に対して、あまりにも不明確なものがあり過ぎるので、それが文字通り、ポータル(入口)を開き、この現実に可能性としてのエネルギーが入るのを許したのです。

言い換えると、大きな窓が開かれ、そこから、とても暗いエネルギーが地球へと飛びこんできました。それは、自分自身の変化を怖れる人間たちにより、もたらされた可能性でした・・・ 自らを嫌悪する人間たちにより、もたらされたものです・・・ 自分自身を心から憎む人間たちが、もたらしたものなのです。ええ、そのような人間は本当にたくさん、いるのです。彼らがしたのは、文字通り、自分自身に対する内側の感情により・・・ 自らの闇の部分を理解していないことにより・・・ 自分たちは絶えず、苦しみ続ける必要がある、絶えず、懺悔する必要がある、という感情から・・・ 彼らが中核の部分で、自分たちが罪人であると感じていることから。実際には、彼らこそ、真っ先に他人を罪人と呼ぶ人たちなのですが・・・ 彼ら自身の闇により、何を惹きつけるのでしょうか? 彼らが生み出すものは何でしょうか - 闇の嵐です・・・ 可能性がいかにして作用するか、エネルギーがいかにして作用するかというのは、興味深いものです。

私たちはそれについて、エネルギーを構成する基礎的要素について、後ほど、話をします。

ですから、それはものすごいスピードで入って来ます。ええ、それは圧倒的なものでした。あなた方は彗星やアストロイドが通り過ぎる時にもたらされるエネルギーについて話をします。あなた方が体験するあの聖なる日々がもたらす、エネルギーについて、たとえば「ハーモニック・コンコーダンス」や、「ハーモニック・コンバージェンス」について。それらは、現在、この恐れが地球上に蓄積することで開かれた、この窓に比べれば、取るに足りないものです。

ええ、あなたはそれを自分自身のものだと感じました。しかし、それはです。それを生み出すのです。

さて、それは興味深いものです。私たちはこの出来事が起こるのを、このエネルギーの原動力が高まるのを、注意深く、観察してきました。それはまるで - 何と言うか - 暖炉が熱くなり過ぎて、爆発するようなものでした。その結果、扉が開き、このすべてのエネルギーが地球にやって来たのです。それはたった今も、辺りを漂っています。自分の人生に取りこんでいる人たちもいます。現在、この地球には、1週間前や、1ヶ月前にはなかった、巨大なエネルギーの可能性があります。そして、それは闇なのです・・・ それは闇です。

今後、数ヶ月の間に、それは非常に興味深いことを引き起こすかもしれません。それについて、シャーンブラよ、あなたは何をすべきなのでしょうか? 何もすることはありません!(少々、笑) 何ひとつありません!・・・ それは贈り物であり、祝福です。あなたは自らに、クラリティという贈り物を与えました。もし誰かがあなたからそれを取り去ろうとしたら、どんな気持ちになるでしょうか? 彼らは自らに闇と混乱、憎しみ、嫌悪、神からの審判という贈り物を与えたのです。地球にもたらされた、地獄という贈り物を自らに与えたのです。何ひとつ、することはありません・・・ いいですか・・・ 何ひとつ。なぜなら、あなたがその幻想を受け入れる必要はまったくないからです。

実際のところ、あなた方にとっては、シャーンブラよ、入って来た、途方もない量のエネルギーは、あなたに役立つものだと言えます。それが、闇の嵐という名のもとにあなたの人生に入って来る必要はないのです・・・ いいでしょうか。それを、あなたの人生に、エネルギーとして、純粋な(pure)エネルギーとして取りこむことができるのです。

私たちはここで、エネルギーを構成する基礎的要素について、クラリティについて、今、あなたの人生でこのすべてを実用的にあてはめることについて、少し話をしたいと思います・・・ もう、ただそれについて話をするだけではなく・・・ 解放することについて、何度も、何度も、シャウドを繰り返すのではなく。あなたがまだ、解放の段階にいるのなら、手放して下さい。(聴衆、笑) もう、解放する必要はありません。

あなた方の中には、溝にはまりこんでいる人がいます。その溝の中で、ぐるぐると自分自身を追いかけ回しているようなものです。すると溝はどんどん、大きくなります。そしてあなたは言います。「解放し続けなくては。解放し続けないと。」 いいえ、たった今、自分自身にこう言って下さい。「解放するのはもう、終わった。解放は終わりだ。」 いいですか、エネルギーはあなたを通して、これからも流れていきます。これからもあなたは、物事を感じていきます。でも、それらにしがみつく必要はありません。あなたの中に、とても簡単にそれを流してあげる、滑らせてあげることが、できるのです。

思い出して下さい、私たちの前回のシャウドで、1番の扉か、2番の扉かをあなたが選ぶことができると言ったのを。1番の扉は、難しいものでした。2番の扉は、簡単なものでした。もしそうしたければ、難しいのを選択することができます。この1週間に、大勢の人間が、自らの現実に途方もない量の闇をもたらすことを選択したように。けれども、あなたはそうする必要はありません。私たちも、あなたがもう、そんなことはしたくないことを知っています。

シャウドも中盤に差しかかっていますが、この日のゲストを紹介したいと思います。彼らは - 何と言うか - 後ろに立って、入って来るのを、彼らのエネルギーを見せるのを待っていました。彼らは以前も来たことがありますが、今回は違う形で入って来ています。というのは、私たちは、これまでやってきたワークを、より、実用的に応用していく局面に入って行くからです。実践的で、楽しめて、簡単で、充実した活用をして行くのです。ああ、人間であることのすべてのことを楽しみながら、地球上で天使として存在しながら、そこを滑り抜けて行くことができる状態を想像してみて下さい・・・ 何という概念でしょうか!

さて、私たちは親愛なる教師であり、あなた方とともにワークしてきた親愛なる友人であり、とりわけ非常に困難で、試練に満ちた時代にあなた方とともにいた、私たちが「ホサーフ(Hossaf)」と呼ぶもののエネルギーを持ってきます - 「ホーズ・オフ(hose-off訳注:いい加減にしろ、という表現と思われる)」ではなく、「ホサーフ」です。(少々、笑) ホサーフは、クリムゾン・カウンシルの素晴らしい教師です。彼は・・・ どちらかというと彼女ですが・・・ 男性のエネルギーでも、女性のエネルギーでもありません。私たちが、エネルギーを構成する基礎的要素について探求し始めている今、あなた方とワークするためにホサーフがやって来ています。私たちはあなたが明確に理解し、はっきりと見て、感じて、知る助けになるように、一種の - 何と言うか - エネルギーの逆行分析(reverse-engineering)をやります。

ですから、ホサーフが部屋に来ています。彼はあなた方の多くの人たちとともにワークして、ともに時間を過ごし、いくつかの困難を体験してきました。彼自身がエネルギーを変質させる者であり、アダマス・セント・ジャーメインのエネルギーと緊密にワークしています。

さて、彼が今、ここにいるのは、私たちが新しいことを始めようとしているからです。彼はまるで - 何と言うのでしょうか - 優秀な鬼軍曹のようなものです。悪い意味の鬼軍曹ではなく、良い軍曹です。彼はあなたを手助けするために来ています。彼が来るのは、とりわけ「古い」プログラムや、「古い」やり方に戻ろうとする傾向がある時に、あなたが昨日、あるいは5年前や20年前のやり方に、つい、戻ってしまいそうになる時に、やって来ます。戻るのがいとも簡単で、自然なことだからです。まるで、あなたを戻してしまう吸引力があるかのようです。

けれども、あなたが違う形で、まったく違う形で人生を理解するように変容する時であり、それを示すために彼は、そこにいます。ですから、ホサーフ・・・ ホーズ・オフと呼ぶなら別ですが(少々、笑) が入って来て、あなたとともに、います。彼は、ぼやけたものを通過し、煙を通過し、エネルギーの混乱を通過するやり方を、あなたが理解できるように、密接にワークして行きます。




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